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2009年05月31日

体育会系コルドバからの便り

コルドバは、スペイン南部のアンダルシア地方にある都市です。その歴史からイスラム文化の影響を受けた街で、白壁の街並みに石畳のパティオ(中庭)、あちらこちらに花が咲いてまして、夏は向日葵の地平線が見れるところです。これから観光にもってこいのシーズンですよ。7月に入ると熱中症になるくらい暑くなります。でも、僕は、マドリッドやバルセロナよりも好きな街です。



ここには、昔の友人がおりまして、この街を以前からよく訪れています。ここ数年、その友人とは音信不通だったのですが、先日、久々に便りが来ました。化学博士で、詩人でもあり、スペイン有数の企業の開発部長でしたが、その後、チャコリーブという会社を興していました。僕が建築の世界で頑張っていることを伝え、彼は日本人女性と結婚していることを知りました。



今、こんな商品を世界中で販売しているんです。オリーブ殻を炭化させたもので、備長炭ならぬ「オリーブ炭」。スペインはイタリアに並ぶオリーブ生産大国。それから廃棄される種殻をリサイクルしているんです。臭気吸着や浄水効果、鮮度保持といった性能を持っています。これを枕に入れて「オリーブ枕」も販売しています。癒しの枕だそうです。

以前は、僕の会社と彼が共同開発をしていたのですが、その後、僕はその会社を辞め、それからずっと気になっていた人でした。日本を愛し、人間的にも魅力的で、アイディア旺盛なスペイン人。これからも友人として、僕のメンターとしてい続けて欲しい人です。今後も彼から学びたいと思います。  


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2009年05月29日

体育会系、左官技術を継承する。

この漆喰塗の壁。僕の設計事務所は、お客さんに自然素材塗り壁のセルフビルドを薦めています。お客さんの塗りにくい部分、面倒な部分は僕が塗ります。今回僕は、このTVカウンター下の10cmくらいの隙間を、這いつくばって塗りました。今回は、この隙間のみ...



この困難な塗りの成果は、このように匠から継承することによって発揮されます。鏝の持ち方から、力を入れずに滑らかに塗る鏝捌き、材料づくり、道具手入れ、養生法など、その道40年の左官さんから学んでいます。



しかし、左官さんの鏝を見ると。親指が当たる部分にはくぼみができています。鏝に残る指跡。どれだけの圧力が親指にかかるのか... これを見ると、少林寺の修行僧の長年における踏み込みが、石の床にくぼみをつくってしまったこと...連想してしまいました。努力と経験の跡。日本の左官さん、尊敬しています。

話変わって、うちの設計事務所でつくった住宅の見学会が今週の土日でおこなわれます。詳しくはコチラ→ http://comos-design.com/ 祖原の文教地区にお住まいをお探しの方、ぜひぜひ見てみて下さい。


  


Posted by Masakatsu Nishitani at 23:08Comments(0)

2009年05月28日

体育会系緑化計画 ~庭に山野草を~

最近、うちの設計事務所のお客さんで、「自分で庭に山野草を植えたい」という方がいらっしゃったんです。

僕は、自然が好きです。緑が大好きです。生活環境を必ず豊かにするものだと思ってます。もっと住宅の植栽が豊かになって欲しいと日々願っているのです。

しかし、住宅を購入する上で、予算の削減というのは必ずついてまわります。現状は、悲しいかな、真っ先に削減対象となっているのが植栽...世界的に見て、日本人は住宅に機能性を多く求めると言われています。やはりそちらに費用がかかってしまうんですよね。日本人は昔から自然を愛し、うまく調和してきた民族なのに...

ですが、今回は、自然を愛するお客さんからのご要望があり、僕の植栽のメンター(藍ランドスケープ設計事務所さん)に問い合わせ。山野草ということでしたが、ギボウシ・ヤブラン・ツワブキ・フッキソウ・シャガなどがおススメという返答が帰ってきました。早速、これらの植物を調べ、写真を入手し、Photoshopで加工しました。おそらく、庭師に見せたら怒られるかもしれませんが、あくまで参考として提出しました。

これが...



こうなればステキ...



みたいな感じで。

手描きをポリシーとしている僕にとっては???なんですが、こういうのもお客さんにイメージだけを伝えたいときはいいんじゃないかと思いまして。ちなみに、「植物は気づいている?バクスター氏の不思議な実験」と「フィトンチッドってなに?植物の知られざる働き」という2冊の書籍購入しました。植物に感情はあるのか...フィトンチッドの癒し効果...植物の不思議、勉強します。後日、報告します。

住宅に自然と触れ合えるスペース、必要だと思います。  


Posted by Masakatsu Nishitani at 19:26Comments(2)

2009年05月27日

体育会系、木の生命力に癒される...

以前、三輪明宏さんがTVで、樹齢何百年とかいう木に触れることはいいと、言っていたのが印象に残ってます。それからというもの、そんな木があれば抱きつくようにしてます。木の持つ生命力をおすそ分けしてもらって、霊気で体を清める...そんな感じかなと。



でも、やはり不思議と癒されて、心も浄化されたような、スッキリした雰囲気になるんですよね。植物に感情はあるのか、ないのかという論議もあるようですね。植物、木や花は脳がないから感情もない下等生物ということではなくて、人間がもっていない力をもつ、もっと高貴な生物だと思うんです。こういう研究、一度追求してみたいです。



これは木も嫌がってるんやろなぁ...っていうのは感じます。僕はめっちゃ癒されてますよ。

フィトンチッドという物質があります。これは、植物が傷つけられたりした時に発散したり、微生物対する殺菌力をもったりする化学物質だそうです。植物のもつ免疫なんでしょう。人間に対しては癒し効果をもち、香りもいいようです。無垢材の家なんかは、そういった香りがぷんぷんしますが、それですかね。建築に携わるものとして、このフィトンチッドについては研究していきます。

最近、マーク・ウォールバーグ主演の「ハプニング」っていう映画を見て衝撃を受けました。上のフィトンチッドみたいなものが原因で起こる「ハプニング」なんです。

植物は奥が深いなぁ...  


Posted by Masakatsu Nishitani at 21:41Comments(4)

2009年05月26日

ドクター・アスリート ~発がん性物質~

こんばんは、ドクター・アスリートです。



発癌性ってよく聞きますよね。がんになるリスクを示したものですが、近年では、建材に使用されていたアスベストやホルムアルデヒドなどの発がん性が話題となりました。

発がん性の試験としては、マウスやラットに検体を連続投与して、臓器のがんの有無を検索する方法が行われています。

世界保健機関(WHO)の機関の一部である国際がん研究機関(IARC)は、そういった動物実験結果などに基づいて、発がん性リスクを評価しています。その分類は以下の通り...

グループ1:  ヒトに対して発癌性である
グループ2A: ヒトに対して恐らく発癌性である
グループ2B: ヒトに対して発癌性であるかも知れない
グループ3:  ヒトに対する発癌性については分類できない
グループ4:  ヒトに対して恐らく発癌性でない

アスベストやホルムアルデヒドはこのグループ1に分類されています。アスベストは、石綿ですので、耐熱性に優れ、以前は建材として使用されていました。近年では除去工事が進んでいます。ホルムアルデヒドは、建材やクロスの接着材に、安価で、接着力を強くするため使用されていました。しかし、いわゆる「シックハウス」の原因の一つとして知られるようになり、現在では、建築基準法によりこの物質を放散する建材の制限が設けられています。建材には、F☆からF☆☆☆☆までの放散量によるランクがあり、F☆☆☆☆がもっとも放散量が少なく、工務店や、ハウスメーカーはこれを使用しています。

しかし...WHOや厚生労働省により 0.08 ppm の規定値が設けられていますが、現状、規定値を超えた場合の罰則等はないんですよ...

私も以前、ある新築マンションの一室の濃度測定をしたことがあるんです。ホルムアルデヒドは検出されませんでしたが、VOC(揮発性化学物質)は検出されました。VOCにも様々な物質があり、各々によって規定値は異なります。よって、その測定器は、原因物質を特定できるものではなかったのですが...検出された場所は、新品の家具です。家具にはまだ規制がなんです。
メーカー表示を信用するか、調べてみるかしかないんですよ。新品の家具を買うときは、よく説明を受けた方がよさそうです。

最近では、珪藻土に発がん性があるという噂が出回っていたのですが、未焼成珪藻土及び融剤添加焼成珪藻土(焼成とは焼き固めること)は、グループ3(人に対する発がん性について分類できない)に位置付けられています。 グループ3ですから、お茶と同じに分類されます。

ちなみに、アルコール飲料は、グループ1(ヒトに対して発癌性である)に分類されています...やばい...

  


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2009年05月25日

体育会系スケッチ ~クロッキー編~

クロッキーとは、速写のことで、数分でスケッチをすることです。素早く、描く対象物の形や動きを捉える訓練です。僕もこの訓練を昔から続けています。チャコール(炭)ペンを使用して描きます。

目的は、速く正確に絵を描く描画技術の向上です。



猫を描いてみたり...



チンパンジーが好きだったりするので...



瀬戸田という瀬戸内の島でのスケッチです。

これからもこの訓練は続けて、建築でのパース作成などでも生かしたいと思っています。コンピューターグラフィックスなんかに負けへんっ!! 描き手の想いが伝わる手描きにコダワリます。





  


Posted by Masakatsu Nishitani at 21:45Comments(0)

2009年05月25日

体育会系読書感想文 ~自然な建築~

建築家の隈研吾さんの「自然な建築」を読みました。僕は自然が好きです。建築の中でも、自然素材が好きです。自然の力を利用した建築も目指して行きたい。でも、これらを実現しようとすると、コストもかかるし、デメリットもあります。そう考える中で、この本に目が留まり、学ぶべきことがあるのではと思って、手に取ったのであります。



この本では、隈研吾さんが実際にご自分が携わった建築に、水、石、木、竹、土、和紙などを生かす試みが書かれています。これらの素材を生かす奮闘をしています。文中に、「つまるところ自然素材とは欠陥だらけなのである。...そんな欠陥だあらけだからこそ、その素材は空間をやさしい空気でみたし、われわれを癒す。...まず欠陥を認めて、最大限の努力をし、あきらめずにに研究を続け解決策をさぐることである。その謙虚さがなくては、自然素材は消えていくばかりである。」というのがありました。僕にとって、この本で最も印象に残った部分。僕もこの道を追求したい、そう決意を新たにしました。

また、こうも書いていました。「自然な建築とは、場所と幸福な関係を結んだ建築のことである。場所と建築との幸福な結婚が、自然な建築を生む。...幸せな夫婦とは、見かけがお似合いな夫婦ではなく、何かを共に作りだせる夫婦のことである。」
つまり、表向きには石や木などの自然素材を貼っつけたりして、見かけだけにこだわるのではなく、上の文章でいうところの、作り手が、自然を利用するにあたって、最大限の努力をし、研究を続け解決策をさぐることであるなのだなと解釈しました。

昔の大工さんや職人さんは、そういうことを実践していました。これまた、本の中で、海外で、日本の建築に対する関心は高いとのこと。自然にやさしく、大切にする建築だという評価や期待がその背景にあるとのこと。実際どうなのかなと。そんな世界に誇れるようなことをしていますかと。でも、昔の日本人がしていたこと、知恵、建築は誇れます。新しく、ユニークなものを作り出すことばかりにとらわれず、日本人が忘れかけている先人達の知恵を学ぶ、そして現在に生かす。そういう勉強をこれからもしていきたい、そう強く考えるのであります。  


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2009年05月22日

体育会系グローバリゼーション

実は、私、このブログの他にもGoogleが運営している「Blogger」というサイトでもブログをしてるんです。うちの設計事務所でやってることや、日本の建材情報なんかを世界に発信して、逆に海外の情報を入手したいと思って数か月前から始めてるんです。

私のブログは、「COMOS for World」 と申しまして、
コチラ→ http://comos-style.blogspot.com/

しかし、このブログ、誰もコメントくれないんです。アクセス数もほとんどないし(たまにモンゴルの方が見てくれているようです。)、ほんまに寂しいっ!モチベーションが上がらず、投稿数も減っちゃってます。しかし、めげずにどんどん情報発信していこうと思うんです。

例えば以前、こんな投稿もしてます。

Our work of stained glass

We make stained glass by ourselves for our customers. We sometimes use this as an accent light.



The wooden door and lattice, ivory colored wall, little tree and the light make a good combination of color and atmosphere around the porch.



This light consists of mainly amber colors and accent blue, using semitransparent plastic board the above and below the light.
I’ve heard we do not have a glass manufacture for the stained glass in Japan, we import the glass from USA. Do you have a colored glass and can export it to us more reasonably?

誠に恐縮ですが、海外のご友人がいらっしゃる方、このブログをご紹介頂ければ幸いです。寂しいっす。  


Posted by Masakatsu Nishitani at 22:21Comments(5)

2009年05月21日

体育会系左官見習い ~ヌリカベーゼ~

ベーゼ、フランス語でbaiserと書きますが、口づけという意味です。塗り壁に口づけ...ヌリカベーゼ...

自然の土を使用した塗り壁を愛する体育会系塗壁見習いにしなっつです。本日のテーマは「珪藻土とは何ぞや?」です。自然素材ブームで一躍有名になった珪藻土。何者なのでしょうか。

珪藻土は藻の堆積物、つまり藻の化石なんです。日本では、石川県や秋田県が産地として有名です。↓こんなんです。

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珪藻土は濾過助剤や土壌改良材として利用されており、水分を多く保持することができます。その理由は、珪藻土の構造にあり、下の写真にあるように0.001mmから1mmの大きさの孔が無数にあります。これを多孔質鉱石と呼びます。この珪藻土を焼くことによって、この孔がギュっと縮まり、水分子を吸着しやすい大きさにしているのです。水を吸いこむ仕組みは毛細管現象、タオルを水につけていると繊維間の孔が水を吸い上げるのと同じ現象です。

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この構造により、壁に塗ると室内の空気中の水分を吸着します。しかも、空気が乾燥すると、吸着していたものを放出するのです。この吸放湿性能を持つことが、珪藻土壁が湿度調節機能を持つと言われる所以です。ジメジメした夏は吸湿して体感温度が下がり、乾燥しがちな冬は室内を適度な湿度に保ちます。
夏のエアコンの除湿機能は、通常の運転の2~3倍電気代がかかります。冬の相対湿度は30%以下と乾燥しがちで、インフルエンザ等の細菌が繁殖しやすいのですが、そういった問題を自然の力で解決してくれるのです。また、空気中の臭気や有害物質も吸着する能力があります。アトピー患者の方の症状が改善されるという話もよくあるそうです。

多孔質構造を持つものは、木材、炭、その他の鉱石にもありますが、その中でも特に、この吸放湿性能が優れています。しかし、この更に上をゆく性能を発揮するものがあります。珪藻頁岩です。

珪藻頁岩とは、この珪藻土が、地熱によって岩石化したもので、その生成にはおよそ数万年かかると言われています。ロシアや北朝鮮に大きな産地があるようですが、日本では北海道稚内が国内唯一の生産地だそうです。 この鉱石を使用した塗壁材も市販されています。

しかし、こういった性能も製品の成分、塗り壁の面積、厚みが影響しますので、それも考慮しなければなりません。

クロスよりも価格は高いのですが、その分付加価値も多くあります。土と接するナチュラルな生活、おススメです。  


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2009年05月20日

体育会系タイムマシン ~タイムマシンをつくろう!~



タイムマシンです。これで古き良き時代にタイムトリップ...できませんが、いかにもそんな感じです。ラムネ工場にある飲料水の熱殺菌装置です。



こんな本を買いました。真剣に読みました。著者もいたって真剣です。この本には、ワームホールと呼ばれる、時空のある一点から別の離れた一点へと直結するトンネルのような抜け道を使うタイムマシンづくりを検討しています。



その方法とは...

STEP 1. 原子核を加速して、正面衝突させることにより、10兆度の超高温状態をつくる。
STEP 2. 磁場で超高温の塊を圧縮、されに加熱すると小さなワームホールができる。
STEP 3. レーザーを用いて、反重力(負のエネルギー)を注入し、ワームホールを拡大する。
STEP 4. 差分器と呼ばれるもので、ワームホールの出入口に時間差をつくる。

...だそうです。これはあくまで仮説で、現在の技術では実現不可能ですが、技術的に可能になれば実現できるのではないかと言うてます。体育会系には理解に苦しむ本でした。でも、ワクワクして読めました。

タイムマシンができたらしたいこと...

1. 亡くなった親族に会いに行く。
2. 尊敬する人に会いに行く(坂本龍馬、宮本武蔵、織田信長、ご先祖の村上海賊衆、植村直巳、ゴッホ、レオナルド・ダ・ビンチ、エジソン、ジャンヌ・ダルク etc...)
3. 何百年前の日本を見て歩く。
4. ピラミッドやバベルの塔など、世界の遺跡ができた頃を訪ねる。
5. 昔、ラグビーで負けた試合に出て勝つ。

未来には行きません。未来は自分で切り開くものだから。見るのも怖いっ。こうやって想像をふくらますのも楽しいし、勉強にもなりました。




  


Posted by Masakatsu Nishitani at 21:00Comments(6)

2009年05月19日

Brother in arms ラグビー戦友

Brother in arms...戦友という意味です。戦友との絆は親よりも深いとよく言われます。共に闘い、共に生活をし、共に飲み...なんかコブクロみたいになってますけど、共に極限状態を経験したりするとそうなるんでしょうね。

僕にも戦友がいます。ラグビーの仲間です。現役を引退した後でも強い絆で結ばれています(って思っているのは自分だけかも知れませんが)。 



左から僕の先輩である森山さん。大学の時からの先輩で主将。企業でラグビーができたのも彼のおかげ。ポジションも同じで、よき先輩、よきライバルでもあり(ライバル呼ばわりしたら怒られる...)、彼の背中を追い続けていたのであります。

そして、世界最強のニュージーランド代表、オールブラックスであったジェイミー。彼が僕たちのチームを強くし、彼のプレーのみならず、その闘争心に憧れていたものでした。

彼らと一緒にプレーできたことは僕の誇り。こうやって戦友に再会して、飲んで、肩を組める。こんな幸せな事はありません。

そう思ったひと時でした。ちなみにジェイミーが生まれた時の体重は、6000g。なんぼデカイねんっ。

  


Posted by Masakatsu Nishitani at 21:27Comments(4)

2009年05月19日

建築士が体育会系である為に ~玄海タンガロア~

体育会系建築士です。建築は、根性と体力を必要としますので、今もラグビーで心身共に鍛えています。一度は現役を退きましたが、このスポーツ、止められないのです。

先週末は私の所属するチームが、社会人チームの安川電機さんと対戦しました。



肩の痛みは鎮痛剤+オーストラリアから仕入れた強烈な塗薬で熱を持たせて麻痺させて...ラグビーでは、痛がってると根性なし扱いされるんです。たまらんでしょ。でも、痛いのキライ。



円陣を組んで気合を入れるのです。チームメートの気持ちが一体化する瞬間です。私の場合、気合で恐怖心を紛らわす。やっぱ試合前は相手が誰であろうと恐いんです。これ毎朝、現場で職人さんとやるべきです。



今年初めての試合は快勝です。個人的には、仕事で練習に行けなかったこともあり、イマイチ。また、建築の勉強と筋トレ並行です。しかし、膝は踏まれるわ、頭は蹴られるわ、翌日はとどめのリレーマラソン、週明けの社内のボーリング大会では肩をかばって左投げ。GGGGGGGG...こんなん出ました。心身共にボロボロです。

このように体力づくりに励み、妥協を許さぬ厳しい建築の現場で役立てています。  


Posted by Masakatsu Nishitani at 20:43Comments(4)

2009年05月14日

体育会系昭和レトロ ~小倉鳥町食堂街~

先日、昭和レトロな通りを訪れました。小倉駅前の鳥町商店街です。かなり昭和です。大阪の法善寺横丁が昔から大好きなんですが、ここもかなりいい味出してます。「ニュー東京」なんて名前の魅力的なお店もありました。まだ、人々が東京に憧れている時代に創業したんでしょうか。懐かしいい気分がしました。



今回は、小倉が焼うどん発祥の地ということで、有名な「だるま堂」で焼きうどんを頂きました。素朴な味で、かなり美味しかったです。おばぁちゃんの味がしました。



その日の晩ご飯は宗像の焼き鳥屋さん、「本陣」へ行ってきました。JR東郷駅前から国道97号線を東に5分ほど行ったところです。僕が所属していたラグビーチーム御用達のお店。大将とおかみさんは、いつも応援に来てくれます。美味い、身が大きい、安いと三拍子そろったお店で、僕は福岡の焼き鳥屋さんで一番好きなお店です。カウンターの上に陳列台があり、焼き鳥がずらりと並んでいます。この日は、牛すじとごぼう巻きにやられました。

この通りと焼き鳥屋さん。かなり幸せな空間です。大正・昭和レトロなスタイルひかれます。自分でもそういうのが設計できるようになりたい...そう思ってこういう所を訪ねるようにしてます。  


Posted by Masakatsu Nishitani at 20:13Comments(2)

2009年05月12日

体育会系、院展にまなぶ

アーティスティック・ライフスタイル・アドバイザーにしなっつです。最近、アートネタばかり。ひとり芸術の秋です。
No Art, No Lifeをモットーに、私の設計事務所のお客さんへインテリアとしてのアート導入のおススメしています。
 
先日、審美眼を磨くべく、描画の勉強も兼ねて、北九州市立美術館分館で開催されていました再興第93回院展を見に行きました。

院展とは、日本美術院という組織が主催する日本画の展覧会です。日本画は、岩絵具を使用し、日本の伝統的な技法で描かれる絵画です。日本人ならではの繊細なタッチ、鮮やかな色彩が特徴です。



日本画家の平山郁夫さんの作品です。色鮮やかな青が素敵です。僕は、それぞれの作品に日本人の繊細な感性を感じ、この日本画は日本人にしか描けないものだと思っています。日本人として、がさつでおおざっぱな自分の中にも、こういった繊細さが眠っていないものかと自問自答しています。

話変わって、こんな写真見つけました。

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おそらく油絵用キャンバスに絵を描いて、額を入れずそのまま壁に貼り付けているのだと思います。そして、アンティークな椅子を何気なく配置しています。お家にこんなスペースあったらオシャレです。

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またまた話変わって、お客さん宅の表札に設置したステンドグラスです。下に"dewdrop on grass"とありますが、この"on"のオーの部分がdewdrop(露)のしずくの形でガラスをはめ込んでいます。この滴の裏には豆電球が仕込んであり、滴がキラリン☆と光る細工をしているんです。

こんな感じでアーティステックにアートしてます。  


Posted by Masakatsu Nishitani at 22:16Comments(4)

2009年05月10日

体育会系、柳川でうなぎをくらふ

ジャポニズムとは、ヨーロッパで流行した日本趣味・日本心酔のことです。日本の浮世絵や工芸品が、ゴッホをはじめとした多くの印象派の画家たちに影響を与えたことはよく知られています。

私は、日本の古い家が一番好きです。「灯台もと暗し」とはよく言ったもので、私たちは身近にある素晴らしいものを見逃しがちです。

先日、大牟田のお客さんを訪ね、うなぎを食べて帰りたいと言いましたところ、柳川にある「元吉屋」を紹介してもらいました。創業三百有余年の老舗らしく、。「創業~年」、「老舗」、「秘伝のたれ」、このキーワードが揃っていたら行かずにはいられません。
名物のせいろ蒸しを頂きました。めっちゃ美味かったっす。その上、嬉しかったのがこのお店の佇まい。



家の一部が茅葺屋根なんです。この下で、鰻を焼いてましたので、煙が茅葺に吸収されますし、それがすすとなり防虫効果も発揮するでしょうね。一方、人間はこの鰻を焼く香りに吸い寄せられる。なんであんなにいいにおいするんですかね。



和の庭、植栽、漆喰壁、木の柱や扉、ばぁちゃんちに帰って来たような、そんな雰囲気...大好きです。日本の古民家には学ぶことがたくさんあります。世界に誇れる建築だと思います。もっと勉強せねば。

所変わって訪ねた、ジャポニズムの象徴、神社です。瀬戸内海の大三島にある大山祇神社。流造という建築様式で、屋根が反り、曲線に伸びて庇となっています。



この屋根は、檜皮葺の上に茅葺でしょうかそんな感じです。この木組みや、綺麗な屋根の曲線、昔の宮大工さん尊敬します。



この神社は由緒あるところで、イザナギとイザナミとの間に生まれたオオヤマツミの神を祀っているそうです。山の神、海の神、戦いの神として古くから尊崇を集め、源頼朝・義経が鎧を奉納し、伊藤博文や山本五十六も参拝に訪れたそうです。勉強になりました。

樹齢2600年の楠があり、体を浄化し、いい気をもらうためにぜひとも抱きつきたいと思っていましたが、柵があってできませんでした。樹齢の古い木には必ず抱きつく私としましては、とても残念なことでした。樹齢2600年って...縄文時代に生まれた木じゃないですか。  


Posted by Masakatsu Nishitani at 12:12Comments(9)

2009年05月09日

体育会系、平山郁夫さんに学ぶ

アーティスティック・ライフスタイル・アドバイザーにしなっつです。
うちの設計事務所で、No Art, No Lifeをモットーに、お客さんへインテリアとしてのアート導入のお手伝いをしてます。
 
先日、審美眼を磨くべく、描画の勉強も兼ねて、広島県尾道市にあります平山郁夫美術館を訪ねました。

平山郁夫さんは、日本を代表する日本画家で、日本美術院理事長、元東京藝術大学学長、文化勲章受章者でもあります。すごい。作品の価格は、存命する画家の中で飛びぬけて高いらしいっすよ。

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シルクロードを旅され、日本画でその風景を描いた作品が多く、全体的にぼかしたような表現が印象的です。作品の碧色は、アフガン産の碧い鉱石ラピスラズリというものを使用しているようで、原石もめちゃめちゃ綺麗なんです。日本画の天然鉱石顔料はただでさえ高いんですが、この色、相当高そうです。でもかなりキレイ。

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これは、私が描いたお客さんへの提案パースです。というのはウソで、ロシア最古の木造教会のプレオブラジェンスカヤ教会を模写したものです。

美術館を巡っては、感動し、影響を受け、その画法や表現を学び、自分の描いたものへ転化させたい...そう考えています。今、建築業界では、CGパースが多いんですが、僕は手描きにコダワリたいんです。世界に1枚、お客さんの為だけに描く。手描きには想いが詰まってるんです。まだまだ発展途上、伸びしろはたくさんあるので頑張ってます。  


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2009年05月07日

体育会系ラムネ工場見学

家づくりに携わるものとして、ものづくりにも様々な共通点やアイディアがあったりするものです。他業種のものづくりに興味津々な私は、今回、昭和5年創業の「後藤飲料水工業所」を訪問しました。

場所は、広島県尾道市、私の両親の実家があるところです。そこから橋を渡ってすぐの向島というところにこの工場はあります。この向島の渡船所からの道のり、懐かしい、いい風景でした。



このラムネの瓶、キレイでしょ。味もめちゃくちゃサッパリして美味しいんですよ。子供のころによく飲んだ、昭和のなつかしい味がします。工場の方はどうかといいますと...



連休中で製造機は停止していましたが、おばちゃんが身振り手振りで作り方を教えてくれました。こちらラムネのビン詰め作業。大量生産しませんで、手作業が多いみたいです。



ここからは昭和レトロな感じで紹介します。このおばちゃんがこちらの工場主です。満身の笑顔で迎えてくれはりました。去年もここに来たんですよ。

このおばちゃんが三代目で、もう後継ぎがいないそうです。寂しいなぁ。古き良き時代のものは残していかなアカンっ!そう強く願うのでした。缶や樹脂製のボトルで飲むのと瓶で飲むのと、美味しいのは一目瞭然です。ゼッタイ、瓶で飲む方が美味しいっ!


  


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2009年05月06日

スペイン、グラナダでチューバッカと遭遇

スペイン南部のグラナダという街の路地を歩いていた日のことです。

グラナダの白壁の家を探索していました。そこで、ふと立ち止まったのが、あるお家の玄関口です。オシャレな玄関で、白壁に緑の扉、さらに塀上から垂れる植栽。植栽がいい感じで陰をつくり、庇の役目を担ってます。この植栽、何でしょうかね。白と緑のコントラストがすごく綺麗です。猫の模様がアクセントになってます。



この家のファサードのスケッチを終えて、歩こうとしていたところ、「なんじゃこりゃ~っ!」



チューバッカにスペインで遭遇です。



チューバッカとは、映画スターウォーズに出てくる主要人物で、主人公ルーク・スカイウォーカーのサポート役である、荒くれ者のハン・ソロの右腕、ファルコン号の副操縦士です。森林惑星キャッシーク出身のウーキー族です。

完全にチューバッカですよね。日本にはこんなチューバッカいないですよね。映画のキャラクター同様、めっちゃ人なつっこかったですよ。

スペインのグラナダと映画スター・ウォーズ、オススメです。このファサードはアイディア頂きです。  


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2009年05月03日

体育会系なステンドグラス

ステンドグラス三部作完成しました。そのうちのひとつ、青いステンドグラス。トイレの小窓に設置しました。

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この色は、お施主さんの要望もありましたが、用を足す時、深く考え事をしたり、本を読んだりすることが多いと思いますので、青色で落ち着いた光を入れるとよいと考えました。

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こちらは、緑のステンドグラス。小さい作品で、ガラスのピースも細かいのです。色はこちらもお施主さんの要望です。表札に設置しました。

青と緑って癒されませんか?もともと人間の祖先は海から来ましたし、それから緑の中で生活していました。こういった人類の母なるものの色は、人間の遺伝子のどこかに刻まれ、安心を抱くのではないでしょうか。

また、緑は目にいいとよく言われますが、正確には黄緑なんです。人間は光によって色を認識しますが、色によって認識できる光の強さ、感じやすさが異なります。実は、黄緑がどの色よりも弱い光で感じることができ、結果、目に優しいということになるのです。

色と光が持つ効果。研究を重ねます。



  


Posted by Masakatsu Nishitani at 02:14Comments(4)