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2011年07月27日

褐色の扉をつくる道3


東アフリカ産の木材、ムニンガを神埼で加工してもらい、三瀬まで取りに行って、篠栗にある建具屋さんへ。バラック小屋のようで、とてもカッコいい作業所です。ちょうど現在、設計施工中の物件の建具を製作してくれてましたので見学させてもらいました。デザインする側にとっても、それが実際どのようにつくられているのかその目で確かめることがとても大切だと思います。


建具屋さんも初めて目にする材料でしたので、その固さや反りを見て「やっかいなもん持ってきやがってー!」て感じでしたが、真剣な眼差しで扉の加工へと移ってくれました。この床材は乱尺といいまして、長さがまちまちで短いものは45cm程度しかありません。それだけ手間はかかるし、ランダムに貼ってくれと頼んだがために、継目が揃わないように余計に気をつかってくれています。


こうやって一枚、一枚貼ってくれました。段々形になってきました。出来上がりが楽しみです。  


Posted by Masakatsu Nishitani at 18:19Comments(0)

2011年07月26日

褐色の扉をつくる道2

ブログ結構空きました。仕事めちゃめちゃ忙しくて。忙しくても今までは書いてたんですけどね。燃え尽きたんかなぁ。いや、考えるところが色々ありまして... 将来のこととか... 


前回のブログで扉の面材を加工してもらいまして、それを受け取りに三瀬の山中へ向かいました。トゥデイランバーさんという、アフリカの木材を扱っている材木屋さんです。定期的に材木屋さんに足を運んでは色々教えてもらってます。


この木、何だっけかな... すごく綺麗な赤みのある床材で、木目と源平(色ムラ)がとても特徴的です。かっこいい。


これは東アフリカ産の"パンガパンガ"という材料。名前も面白いけど、木目が面白い。サファリっぱい感じがします。独特な表情ですね。材木屋さんはやっぱ面白いなぁ。木の香りもいいし、いい材料が眠ってたり、そういう宝探しも楽しい。新たなデザインのヒントも貰えます。好きな場所のひとつです。


珍しくひとなつっこいリスがいました。こちらの材木屋さんの事務所の隣部屋でリスと小鳥を飼ってはるみたいです。今回つくる褐色の扉はムニンガという木材を使用していますが、このリスと小鳥部屋には同じムニンガが敷かれていました。糞がすごくなるらしく、そんなときは水をぶっかけるそうです。室内の床に水をぶっかけるなんてありえない話ですが、それでも木の変形など全く起こらないそうです。

材料を引き取りましたので、これを建具屋さんへ持って行きます...  


Posted by Masakatsu Nishitani at 19:05Comments(0)

2011年07月06日

褐色の扉をつくる道

ここ最近まで、ラグビーで怪我をしまして、更に仕事もバタバタでふんだりけったりでした。何をやってもうまくいかない時、こういう時もあります。ちょっと落ち着きました。


これ、ムニンガっていう東アフリカが産地の木です。褐色の木材で、ワックスで磨くと黒光りしていい表情を出してくれます。基本的に地産地消推進派ですが、日本にないので仕方がない。現在、施工中の物件の床に使用したのですが、少々、割れや反りがあったものは使用せず、余りが出たりするんです。玄関扉に使用するといいのができるんじゃないかなぁと思いまして、建具へと再利用することにしました。


この木材の再利用への道のりが少々ありまして。木の比重があるのか、通常の厚みで玄関扉をつくると、とても重くなるんです。扉が重いと、丁番などの金物に負担がかかり、メンテナンスも大変になってくるので、厚みを薄く作ってもらうことに。その為、床材で使用した厚みから5mm削ってもらうことにしました。しかし、多くの製材所さんにとって、外材であり未知の材料ということもあり、加工するのを敬遠されるんです。参った...


しかし、佐賀の神埼まで行ってやっと加工してもらえることになりました。伝統的な古民家の母屋の中に、製材のための機械がドン!綺麗に手入れされていました。なんとも言えなかったのが、木を加工する場所だけありまして、木の香りがめちゃくちゃいいんです。製材所、いいわぁ~。木材に関する質問にも色々お答え頂き、とても勉強になりました。製材所の職人さん、ありがとうございました!  


Posted by Masakatsu Nishitani at 18:02Comments(12)