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2011年01月29日

日本刀のごたる。

朝、現場に行って、昼から事務所に戻って図面を描く。そんな毎日が続きます。現場まで1時間30分、往復3時間の道のりは、時間がもったいないので、Alicia Keysを30回歌ってボイストレーニング。英語の発音トレーニングにもなります。



現場に行くのは大好きです。様々な職種の職人さんから学べるからです。こういうのもできるよって、アイディアをもらえたり、職人さんの技術を実際に教えてもらったり。いつも思うのが、いい職人ほど、使う道具を大事にしている。物持ちがいい。道具が整理整頓されている。



これは左官さんの鏝。日本刀のごたる。「ごたる」とは熊本弁の接尾語で、~のようだという意味。この鏝は鋼でできています。もう30年以上も使っているのに錆ひとつなく、日本刀のごたる輝いています。木でできた取手は、長い時間の指の圧力で変形。つかみ具合がいい頃合いの取手になっています。心打たれました。

いい職人ほどものを大切にする。それがいい仕事をすることにつながるのを知っているからです。自分が普段使っているものを見直したいと思います。



  


Posted by Masakatsu Nishitani at 01:10Comments(0)

2011年01月25日

東京でデンマークを学ぶ

先週末は打ち合わせや製図、積算などめちゃめちゃ忙しく、ブログ更新する暇もなく大変でした。そんな忙しさピーク時に風邪をひき、発熱。翌日に東京出張を控えていたので、なんとか治そうと、普段から薬を飲まず鍛えている僕の免疫にすべてを委ねました。うなされてめちゃめちゃ汗かきましたけど、治っちゃったんですよねー。俺の免疫は、いつも一日で治してくれるんです。



東京は五反田、どの辺にあるかさっぱりわからないのですが。いまだにどこにあるかはっきりわかるのは葛飾柴又くらい。東京は僕には大東京過ぎる... 

スカンジナビアンリビングさんという欧米の建材・家具を扱い、ライフスタイルの提案をされていらっしゃるデンマークの会社の東京オフィスを訪ねました。デンマーク住宅に関連する会議。デンマークは環境先進国であり、エコロジー建築を勉強中の僕には興味津々なものでした。前回も神戸の会議に参加させて頂きましたが、今回もすごく勉強になりました。



このスカンジナビアンリビングさんの東京オフィスには、デンマーク家具が並んでおり、最近、この家具の曲線、丸み、柔らかさ、優しさに魅かれているのもありまして、デザインや素材を目に焼き付けてきました。今、僕もTVカウンターをデザイン中です。ちょっとヒントをもらえたので、生かしていきたいと思います。腕利きの大工さん、建具屋さんに図面を委ね、完成を待つばかり。楽しみにしてるんです。デンマーク家具から学べることは多そうです。  


Posted by Masakatsu Nishitani at 17:55Comments(2)

2011年01月24日

天井裏のひ・み・つ

太陽の熱を受ける屋根面。そこに近いロフト。普通の家なら、夏は暑くてとても寝れたもんじゃありません。



こちら現在、住宅のリフォーム工事中。2階ロフト天井のボード張りをおこなっているところです。銀紙のようなものが張りめぐらされていますが、これがこの天井裏のひみつ。



この物体はこんなんでして、荷物梱包の際に使う緩衝シート、プチプチと呼ぶ人も多いですが、このシートの両面に特殊アルミが貼ってあります。これは、遮熱シートと呼ばれているものです。このお宅は2階ロフトが寝床になりますので、太陽熱を受ける屋根面に近く、お子さんがここで寝苦しくなるということがないようにということで採用しました。プチプチしたくなる衝動を抑えるのは大変でした。



熱の移動の仕方には3つありまして、伝導(直接接触しているものに伝わっていく熱)、対流(空気移動により伝わる熱)、輻射(太陽熱や火の熱のように赤外線として伝わる熱)というのがあります。実際の住宅で伝わる熱の5%が伝達熱、20%が対流熱、残りの75%が輻射熱と言われています。グラスウールや吹付け断熱材など、通常の断熱材はこの中でも伝達熱と対流熱には有効なのですが、輻射熱対策としてあるのがこのシートなんです。

吹付け断熱材と遮熱シートを併用して、残り75%の大部分を占める輻射熱も抑えたかったんです。このシートで反射された熱が天井内にこもらないよう、もともとこの家にあった軒天換気口を残して、ここから外に熱を抜くようにしています。

お引き渡し後には、お子さんのぐっすり睡眠度を検証していきたいと思います。


  


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2011年01月14日

amazonの経営戦略にハマる。

最近、アマゾンの経営戦略のはまってしまっています。何で人の欲しがりそうなのがすぐ紹介されるんやろ。また、中古でも立派なのが安いからついつい買ってしまうし。でも、本が手元に届けられた瞬間ってワクワクしてしまうんすよね。

「昭和住宅物語」という建築家、藤森照信さんの著書を読みました。戦前、戦後のモダニズム建築と言われる、伝統的なものから離脱し、新しく、機能的、合理的なデザインの建築をおこなっていた建築家とその作品の紹介がされています。昭和の建築家とその作品や想いを垣間見ることができ、とても影響を受けました。

ここで紹介されている住宅作品の数々は、現在、建ってから70~80年経ってるわけなんです。だから今、どんな状況であるのか調べてみたんです。



清家清さんの「斉藤助教授の家」。平屋の家、好きです。もう竣工から60年経ちますが、今でもカッコいい。



アントニン・レーモンドさんの「軽井沢夏の家」(現:ペイネ美術館)。建って80年近く経っています。



これは、藤井厚二さんの「聴竹居」。80年以上経っています。この雰囲気、素晴らしいです。

こんなに古いのに、こんな素敵なところなら誰でも好きになるんじゃないでしょうか。今でもここに住みたいと思わせる。これが建築において「デザイン」がいかに重要かということを表しています。20年くらい経つとほとんど資産価値がなくなってしまう家。でも、デザインによってそこに住みたいという人がいれば資産価値が生まれる。そして、長く住み継がれる。

100年経っても古びれないデザインと素材。それをやってきた昭和の建築家さん達からたくさんのことを学べる本です。この本、めっちゃ好きです。バイブルにします。


  


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2011年01月09日

スケッチで学ぶ~を読んで

僕は建築とスポーツを両立させるべく、建築をやるときは人一倍勉強しなければならないと思っています。そのための読書は欠かせません。本にはお金がかかってしまいますが、これは自己投資として自分に返ってくるものと思ってます。本は僕にとって様々な人や分野のことを学べる先生です。自分で学ぶ気があれば、セミナーを受けたり、学校へ行ったりしなくても、様々なことを学ぶことができるんです。



今回、読んだのは「スケッチで学ぶ名ディテール」(遠藤勝勧著)です。建築のディテール(詳細図)を正確に測量してスケッチを重ねていらっしゃる建築家さんの本です。この実測スケッチの目的は、「自分の知りたい寸法を体で覚えるのが目的」と述べています。建築には、スケール感という、物自体の寸法や物と物の間の間、空間の間合いなど、生活しやすく、美しく見える距離感というのを把握しておかなければなりません。感覚で捉えていても、図面化してそれを施工者に伝えなくてはいけないので、どれくらいの距離、寸法かということを正確に知っておくべきなんです。



こうやって実測を兼ねたスケッチを繰りかえされています。こういうことを何百、何千と繰り返していくうちに体にスケール感が叩き込まれるのでしょう。自分が気持ちいいっ、美しいっと思った空間を見つけたら、こういうところまでしていこうと思います。すごく影響を受けました。

文中に、この建築家さんは、「額に入れて飾れるような図面を描きなさい」という指導を受けていたとありました。これはすごく心に響きました。CADで図面を描けば誰が描いても同じ。その中で人とは違ったものを描く工夫ができるのか。それなら手描きでやろうか?でも手描きではCADのスピードにはついていけないのでは?そんなことをあれこれ考えながら、こういうのを見てしまったんです。



この本に掲載されていたのではないのですが、渡辺仁さんという建築家の手描き図面です。これこそまさに、「額に入れて飾れるような図面」のいい例です。感動しました。いつか手描きでCADばりのスピードで描けるようになりたいと強く願うようになりました。訓練を続けたいと思います。
  


Posted by Masakatsu Nishitani at 11:55Comments(0)

2011年01月07日

尾道に癒される...

ラグビーの試合に敗れ、傷ついた心と体を癒すべく祖母の待つ尾道へ。祖母のつくるアナゴだしのお雑煮は香ばしくて絶品です。



ひとり、尾道は浄土寺の展望台まで歩いてみました。いい景色でした。  


Posted by Masakatsu Nishitani at 15:28Comments(2)

2011年01月06日

体育会系、散る...

昨年末のクリスマス、僕の所属ラグビーチームが、九州のクラブチーム代表として全国大会に初めて挑戦
しました。結果は,,,負けてしまいました。



悔いが残ったので、またラグビーをやめれなくなりました。もう一回、鍛え直して頑張りたいと思います。体育会系建築士...もう一年続きそうです。  


Posted by Masakatsu Nishitani at 00:05Comments(4)