2011年03月18日
ニホンジンナゥラー、タタミヤロォー!
いつも畳工事をお願いしてます畳屋さんを訪問しました。その工場に入った瞬間の干し草のかほり... 畳の何が好きかと言われれば、このいぐさの香りと答えます。本当に帰りたくなくなるくらいの心地いい香りです。アロマテラピー効果もありそう。
畳といぶし銀職人。絵になります。お話を伺いますと、いぐさも中国産などの安価な輸入品が質をあげ、国産品が押されているようです。それでも、熊本の八代などはいぐさの名産地。福岡、佐賀、大分もいぐさの産地です。九州の方には、地産地消でそういった良質の国産いぐさを使った畳を選んで欲しい。そう願うのであります。やっぱ国産品は香りが違う。
香りの他にも、いぐさを使った自然素材である畳は、自然素材故に古くなると味がでます。心地いい肌触り、寝ころんだらそのまま寝てしまいそうになる柔らかさ、性能的にも吸放湿性や断熱性も備えています。自然物は汚れもつきますし、日焼けもしてしまいます。でも、手をかけてお掃除もちゃんとすればいい色艶が出てきます。傷んでもまた畳の表面だけを替える表替えをすれば、またあの"かほり"が戻ってくるんです。少し手間をかけて、得られるものは大きいと思います。
いぐさのかほり... 最高です。
数寄屋研究 Sukiya study
プレハブ式茶室住宅 Construction completed
Churches of Japan
Traditional Japanse house
Soil investigation
Learn from traditional design
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Posted by Masakatsu Nishitani at 20:26│Comments(0)
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