2011年07月27日
褐色の扉をつくる道3
東アフリカ産の木材、ムニンガを神埼で加工してもらい、三瀬まで取りに行って、篠栗にある建具屋さんへ。バラック小屋のようで、とてもカッコいい作業所です。ちょうど現在、設計施工中の物件の建具を製作してくれてましたので見学させてもらいました。デザインする側にとっても、それが実際どのようにつくられているのかその目で確かめることがとても大切だと思います。
建具屋さんも初めて目にする材料でしたので、その固さや反りを見て「やっかいなもん持ってきやがってー!」て感じでしたが、真剣な眼差しで扉の加工へと移ってくれました。この床材は乱尺といいまして、長さがまちまちで短いものは45cm程度しかありません。それだけ手間はかかるし、ランダムに貼ってくれと頼んだがために、継目が揃わないように余計に気をつかってくれています。
こうやって一枚、一枚貼ってくれました。段々形になってきました。出来上がりが楽しみです。
Posted by Masakatsu Nishitani at 18:19│Comments(0)