苔寺にキターッ!
京都の世界遺産のひとつである西芳寺、別名苔寺を訪れました。この1〜2ヶ月、京都の日本庭園を回って徹底的に勉強してきました。日本人として日本庭園の勉強をしっかりしてから海外に出たかったからです。西芳寺も事前に見学が必要です。お庭を見る前にお経を唱え、写経をおこなわなあきません。庭園見学言うのみという訳にはいかんのです。お経、初めて読みました。般若波羅蜜多…の意味を隣の外国人に訪ねられましたが、答えられませんでした。無念です。
お寺の伝えによると、西芳寺は聖徳太子の別荘で、行基がそれをお寺にし、夢窓疎石というお坊さんが作庭したと言われています。庭園は枯山水と池泉回遊式庭園からなり、お庭が苔に覆われているため苔寺と呼ばれています。その苔の数、120種類だとか。苔は繊細な植物なので、維持するのはとても大変でしょう。かなり努力されているんだと思います。
時期的には梅雨時期になるともっと青々としてくるのですが。見学は外国人の方が半分くらいとすごく多かったです。
これが池泉回遊式庭園の象徴的なところです。静かで荘厳な雰囲気がそこにはありました。アップルの創業者、スティーブ・ジョブズ氏もよくここを訪れていたらしいですよ。
ほんとは梅雨時期なんかに行くとこんなに綺麗なんです。
これで京都の日本庭園はほとんど自分の目で見ることができました。とりあえず苔寺を最後にして、日本の心を胸に海外に出て行こうと思います。
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