体育会系、打刃物職人に畏敬の念を抱く

Masakatsu Nishitani

2009年08月27日 18:56

先日、大工さんに刀鍛冶に憧れるという話をしましたところ、こんな雑誌を見せてくれました。



「打刃物職人」です。しぶ過ぎる... 最初は、刀の話じゃないのか...と期待していなかったものの、頁を進むごとにどんどんこの世界を知りたいという気持ちが強くなりました。日本の伝統的な鍛冶という仕事に生きる人々、生き様やこだわり、作品などが紹介がされています。



鉄と熱さとの闘い。過酷ではありましょうが、なんと絵になることか。大工さんの使う鑿(のみ)は、芸術品、工芸品のように美しいのです。



作品の数々には、ピッケルや包丁、ナイフ、鉈(なた)、鋏(はさみ)、鍬(くわ)などがあり、どれも味があって、形状も美しい。相当切れそう。日本人の匠ってそういう加工技術が優れていると思います。しかも、手づくりの作品には、プライドと魂が込められているのがひしひしと伝わってきます。また、手づくりにこだわる理由は、それを必要とする人それぞれに合ったものができるのとのこと。ある匠がそう述べています。

鍛冶屋さんの中には、先代が刀鍛冶であったり、甲冑鍛冶であったりするところも多いようです。伝統を継承する人々、本当に憧れます。世界に誇るべき人々、技術ですよ。

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