ポゥナムーッ!

Masakatsu Nishitani

2011年03月31日 17:30


キヨォラー!ケイ ティ ぺヒア コ。上の写真は、ポゥナムと言いまして、ニュージーランド原住民のマオリ族がお守りとして身につけているひすいのことです。マオリ族にとってひすいは、古くから神聖な石として儀式や武器として使用されていたそうです。

ひすいは、日本や中国でも産出されますが、ニュージーラーンド産のものって特に色が濃くて深みが感じられます。上の写真のような円形のものから、釣り針のようなもの、ツイストしたものと様々なデザインがとても独特で魅力的です。それぞれのデザインには意味があります。


ひすいは本来、硬い鉱物ですので加工は大変だそうです。加工には忍耐と高い技術を要します。職人さんをジェイドカーヴァ―と呼ぶそうです。


これは僕の母の大親友で、ニュージーランドにいるトリッシュおばさんがくれたものです。肌身離さず身につけています。これは釣り針デザインのもので、「強さ、決意」の象徴で、経済的な発展や旅の安全をもたらしてくれるそうです。

マオリの文化には、この他にも彫刻や刺青など、独特な高いデザイン性をもったものが多くあります。吸収できるものがたくさんあります。