2010年03月29日
石を強い意思で断つ!
ひいじいさんが名石工だったにしなっつです。石積みの続き...
城の石垣を見ているとなんで、あんなバラバラな石が緻密に積まれているのかと考えさせられます。先達の技術にはただただ感心するばかりです。山口県萩市には町の至るところに石塀があり、市内の博物館にはどのように石が切り出されていたのかを垣間見ることができます。
どんだけ気の遠くなるような作業やねん。こんな道具で楔(くさび)を入れてちょっとずつポイントをずらして...塀ならまだしも、石垣ってどうなんのかなって。どれくらいの労力と年数を要したんでしょう。石って思ったより重くて、腕が回せるか回せんかぐらいのサイズでもよう持ちあげんかったりしますもん。
今では石の裁断は機械のカッターでおこないます。でも、あまりにも正確に切られた石って組んでも魅力的やないんですよね。でも、今どき楔で切ってるとこもないでしょうし、もちろん人の手がかかると高価にもなってくるでしょう。難しいなぁ、石を扱うのって。
あの手この手を探っていきたいと思います。きっとどこかに求めているものがあるはずです。
城の石垣を見ているとなんで、あんなバラバラな石が緻密に積まれているのかと考えさせられます。先達の技術にはただただ感心するばかりです。山口県萩市には町の至るところに石塀があり、市内の博物館にはどのように石が切り出されていたのかを垣間見ることができます。
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タグ :石
数寄屋研究 Sukiya study
プレハブ式茶室住宅 Construction completed
Churches of Japan
Traditional Japanse house
Soil investigation
Learn from traditional design
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Posted by Masakatsu Nishitani at 21:07│Comments(2)
│ジャポニズム復興運動 Japonism
この記事へのコメント
私も昔の石垣見るたびに不思議に思いその当時の職人さんや労働させられてた人々の苦労は計り知れないものと感心しています
Posted by コメット at 2010年03月29日 22:03
コメットさん、苦労や手間がかかってるだけに、人を感動させる何かがあるんでしょうね。コメットさんも石垣マニアですね。
Posted by にしなっつ at 2010年03月29日 23:59