2009年11月25日

体育会系、竹を楽しむ

今朝、動物の犬か猫の糞を踏みました。何かいいことがあるかも知れません。

この連休に大分県竹田市を訪ねました。楽しみにしていた"竹楽"を見に行くためです。数万本の竹灯籠が町並みを灯します。

竹田市は岡藩7万石の城下町だったそうで、今でも武家屋敷などの古い町並みが見られます。ここに灯籠が灯されると町の雰囲気はノスタルジックに。古き良き時代にタイムスリップしたような気分になります。

体育会系、竹を楽しむ

「闇の中の蛍の小さな光の連なりが、光の豊かさを意識づけてくれました...」

自身のブログで紹介した「伊礼智の住宅設計作法」にあった言葉を思い出しました。

体育会系、竹を楽しむ

この時期は紅葉の時期でもあり、ライトアップされた紅葉と灯籠の対比がいいですね。この日はあいにく、小雨が降ってましたが、地元の方の工夫でロウソクが濡れないようにしてあるものもありました。竹の真ん中に穴を開けて、上から雨が入らないように。少し雨が降るのも哀愁があっていいのかなと思います。切なくなりました。

体育会系、竹を楽しむ

名物のしいたけ。地元のおばぁちゃん達がこんがりした美味しいシイタケを食わせてくれました。基本、食べ物に好き嫌いないんすけど、しいたけもそんなに好きじゃない。でも、好きの仲間入りしました。九州の食材って、いっつも好きじゃなかったものを好きにさせてくれるんです。

町並は、石畳、漆喰壁、土壁に武家屋敷、竹林、瓦屋根と日本の伝統建築を象徴するものばかり。こういう所が灯籠で灯されるからこそ、独特のいい雰囲気がします。もともとこういう古い街で生まれた訳やないんですけど、日本人として、遺伝子に懐かしいと思わせる何かが眠ってんのかな思います。やはりこういう建築を学んで、自分の建築に活かしていきたい思います。


Posted by Masakatsu Nishitani at 13:28│Comments(0)
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