2009年10月30日

Patio(パティオ)というスタイル

パティオ。日本人にとっては、中庭のイメージでよく聞く言葉です。

スペインでは、イスラム勢力が西暦700年代に北アフリカからスペインに入り、キリスト教勢力によるレコンキスタ(国土回復運動:1200~1400年代)によって支配されるまで、長きにわたり繁栄していました。パティオは、隔絶、親密感、静寂、歓喜といったイスラム世界の内面の哲学を、建築で表現することとあります。

スペイン南部のアンダルシア地方は、マドリッドがある北部に比べて、いまだイスラム色が強いような気がします。

Patio(パティオ)というスタイル

日本の坪庭とは全く雰囲気が異なりますが、昔の日本人の好む、中でもない、外でもない空間。縁側に通じるところもあり、共通点はあると思います。でも、スペイン、特にアンダルシアにしかない雰囲気で、惹かれるのです。こんなところで昼寝したり、読書したら気持ちええやろなぁ。

Patio(パティオ)というスタイル

こういうシンプルなのもいいですね。井戸が一つ。こういう水のある場所があるのもパティオの特徴です。床はタイルであったり、敷石であったりするんですが、どこの家にも同じ床は一つもないようです。各家庭のコダワリで。自分は敷石の方が好きです。これもパティオの特徴。

Patio(パティオ)というスタイル

これは、グラナダのアルハンブラ宮殿内部のパティオです。シンプルでかわいい。パティオってスペインはアンダルシアの色を持っています。気持ちいい空間には間違いない。でも、日本人の僕としては、坪庭の方が好きです。



Posted by Masakatsu Nishitani at 23:58│Comments(7)
この記事へのコメント
こんばんは^^
パティオってそういう意味があったんですね~~
坪庭・・・創りたかったな・・・
Posted by まろ at 2009年11月01日 21:48
まろさん、将来、リフォームしたら坪庭つくりましょう。パティオでも。中学の同級生ではなかったですか?
Posted by にしなっつにしなっつ at 2009年11月02日 20:03
リフォームする時はこっちまで出張してくださいね^^
中学の同窓生ではないですね~もうちょっと後。。
一度高校に連れて行っていただいた事があります♪
そんなんじゃわからないかな(笑
Posted by まろ at 2009年11月03日 13:22
まろさん、もしかしてスキーインストラクターしてました?
Posted by にしなっつにしなっつ at 2009年11月04日 23:59
はい!してました!思い出していただけて嬉しいです^^
Posted by まろ at 2009年11月05日 20:19
ははぁ~ん、まろさん解りましたよ。元気にしてますか?10年以上ぶりくらいですかねー。
Posted by にしなっつにしなっつ at 2009年11月06日 19:22
はい^^
元気ですよ♪
もう10年以上ですね~~^^;
ドタバタの毎日ですが、にしなっつさんのブログに癒されてマス☆
これからも楽しみにしてますね♪
Posted by まろ at 2009年11月07日 21:48
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