2009年10月16日

Dr.アスリート ~新型インフルエンザ~

こんばんは、Dr.アスリートです。以前、発がん性物質について述べましたが、今回は新型インフルエンザについて考えてみようと思います。

Dr.アスリート ~新型インフルエンザ~

(上の写真...画像処理してます。暇でしょ。)以前、私のブログにて、インフルエンザと湿度の関係を述べました。ある文献から得た情報です。「インフルエンザを含む浮遊菌は...50%を超えるとほとんどが死滅します。」、湿度が高い状態ではウィルスが生存しにくいと理解していたのです。しかし、最近の新型インフルエンザというと。日本の夏は湿度高いんです。なぜ...

肩の怪我のリハビリ時に、整形外科の本物の先生にこの質問をぶつけてきました。一番の理由は、この新型インフルエンザに対して、まだ誰も免疫を持っていなかったことです。ウイルスが生存しにくい状況ではあっても、感染すれば発病する。ですから、これから冬になるにつれ感染が更に広まる可能性もあるとのこと。

Dr.アスリート ~新型インフルエンザ~

さて、ここでウイルスが感染しやすい状況を図示しています。Anton Schneider氏、石川恒夫氏著書の「バウビオロギーの思想」(建築資料研究社)という書籍から引用しました。日本の冬は湿度が低い。エアコン暖房をかけることによって更に乾燥が促進される。

喉にある繊毛、これにはほこりや異物を除去する浄化作用があるのですが、乾燥するとこの機能が損なわれ、粘膜が乾燥してしまい浮遊菌等に刺激され炎症をおこすのです。この粘膜を湿らせとかんといかんのです。お医者さんがうがいを勧めるのはこのためです。僕は、こまめに水を飲むようにしています。

建築において考えられる対策。湿度が高いと水分を吸収し、低いと放出するという吸放湿(調湿)性能をもつ建材を取り入れるのも一つの方法です。我々は昔からそういう建材に囲まれていたんですよ。例えば、木がそうですし、土壁や漆喰、イ草の畳、障子や襖の紙なんかもそうです。しかし、最近じゃぁ...こういうものを見直していかなあかんのです。

これからの季節、運動して、しっかり休養、栄養をとって、家の環境も考える、そうやって備えましょう。

今週末は実邸見学会!日曜日は昭代に遊びに来て下さい。





Posted by Masakatsu Nishitani at 21:40│Comments(2)
この記事へのコメント
お久しぶりです。
写真・・笑えます^^

新型インフルエンザ怖いです・・
隣接する市の子供さんが亡くなられたし;;

確かに今や小学校でも夏は冷房かかってますしね
インフルエンザが蔓延しやすい環境を人間が作りだしてしまってるのかも・・・

体力!湿度!気をつけて乗り越えたいと思います。
Posted by まろ at 2009年10月18日 21:24
まろさん、お久しぶりです。最近、コメントくれないなぁと寂し感じでした。写真の完成度高いでしょ。この前髪が好きです。お薬やワクチンだけじゃなく、習慣と住環境も見直さんといかんですよね。
Posted by にしなっつにしなっつ at 2009年10月19日 20:07
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。