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2009年10月03日

体育会系の神将像彫塑

阿修羅展、行けなんだ~っ!あれは絶対に行くべきでした。すごい人出と聞いて、行くのがおっくうになっていたのを後悔しています。

彫塑というものに取り組んでいます。粘土で造作したものを、焼く、つまり焼き物の像やオブジェをつくります。以前、ニュージーランドの友人に「持国天神将像」というものをつくって、プレゼントしたことがあります。最初は阿修羅像をつくりたかったのですが、腕が宙に浮いているため、難しいということでしたので断念。いつか必ずつくりたいと思います。



最初は粘土をこねて、大まかな形をつくり、中身をくり抜いて、またつなぎ合わせてから、彫っていきます。



彫りが終わると、釉薬をかけます。釉薬にも様々な種類があるのですが、できあがってみないと微妙な色合いはわかりません。釉薬の色と仕上がりの色が全然違いますから。



さっきまで、あんなに白かったのが、こんな風になるんです。難しくて奥が深い。陶器の彫塑は、粘土のうちは柔らかいので、加工がしやすいのです。しかし、柔らかいがゆえに、難しいこともあります。阿修羅の腕をつくるような事が。彫塑も継続して頑張っていきたいのですが、如何せんお客さんから、「欲しいっ」という声がありません。不動明王とか毘沙門天なんか欲しい人いませんかね。負けずにマリア像やかわいいロウソクオブジェなんかもつくっていきたいです。

ニッチに彫塑オブジェで旅館のような雰囲気づくりを、コモススタイルで。



  


Posted by Masakatsu Nishitani at 14:43Comments(4)

2009年10月02日

体育会系、設計作法を学ぶ。

鷹野材木店の鷹野専務おススメの本を読みました。「伊礼智の住宅設計作法」という本です。



文中に印象深かったことがいくつかあります。

計画前の現況調査にて、視線の抜け方、陽当たり、風向き、ご近所の窓など開口位置などは通常、誰でもしているのですが、加えて、吹いている風の感触や土の色、植物、ご近所の佇まい、土地の匂いなどを全感覚を使って家づくりの手がかりを見つけるそうです。人一倍、この部分は重要視されているようです。土の匂いとか風を感じるとか...鈍感やから無理やなぁ。

その他にも、「気持ちよさそうな空間」を見つけたら、早速実測スケッチをされているとのこと。いいなぁと思ったら、どうしていいのか考えなければならないということ。

特に印象的だったのが、照明のプランにおいて。照明の重心を下げる。つまり、天井にできるだけ照明を入れずに必要なところに、低い位置に照明をもってくることだそうです。天井に何もついていないのは、とても気持ちがいいそうです。確かに、夜になっても均質で明るいところは落ち着きません。照明にこだわる、いい旅館やホテルは、そうですよね。あれは、照明やなくて、癒しの光ですもん。「闇の中の蛍の小さな光の連なりが、光の豊かさを意識づけてくれました...」という文章がありました。蛍はもちろん、灯籠やロウソクの小さい光って癒されます。ご飯食べるところが明るければいいんじゃないでしょうか。



最後に住まいの外構・植栽を考える重要性も述べています。家の余った部分ではなく、外部との関係の要として考えると...家づくりにおいて、予算が回らなくて植栽を削るということが多いように思います。この建築家は外構も最初の予算に含めて、お客さんに提案しているみたいです。同感です。

とても勉強になりました。こうやって色んな建築家さんの想いを学んでいきたいです。  
タグ :建築家設計


Posted by Masakatsu Nishitani at 19:42Comments(6)

2009年10月01日

体育会系ニュージーランド紀行 ~オークランドへ~

ニュージーランドのオークランド郊外にありますホーウィック(Howick)を訪れた日のことです。海辺で、坂が多くて、静かな街です。この3つが揃うと体育会系の心は震わされます。故郷の神戸と両親の実家である尾道もそうなんですよね。



ここに骨を埋めてもいいかなぁ...と思ってしまうような街です。ここは私の亡くなった母が住んでいた街でもあるんです。それだけに思い入れのあるところです。母はここで7年間、造園学の勉強をしていました。



僕のニュージーランドの母、トリッシュおばさん。母がホームステイしていた場所で、このおばさんと2人暮らししてました。高貴で知的なオーラをだしてるおばさんで、貧乏育ちの母とは正反対の人ですが、ユーモアがあるので気が合ってたんだろうなぁと思います。すっかり親友になって、母の最期を看取ってもくれました。

しかし、この家の空間、心地いいの伝わります?この家はかなり心地いい空間づくりの参考になるところです。研究せねばなりません。



ウミベーゼなんで、すぐ近くでシーカヤックに挑戦。シーカヤック、相当楽しいです。ラグビー辞めたらシーカヤックやります。



この後、はしゃぎ過ぎて海にカメラ落としました...  


Posted by Masakatsu Nishitani at 19:27Comments(2)

2009年10月01日

体育会系、高尾山に登る。

先日、東京都八王子市の高尾山に登ってきました。日本百景に選定され、ミシェランガイドで、最高ランクの"三ツ星"観光地に選出されているようです。昔のラグビー仲間に先導してもらい、山の自然を満喫してきました。



建築士として、非常に興味深かったのが、「薬王院」というお寺。聖武天皇の勅命により、行基が開山したと言われています。修験道の霊場であり、薬師如来が祀られています。権現堂の壁にあった色鮮やかで見事な彫刻。こういう寺院の彫師さんも最近はほとんどいないそうです。なんでや。



この天狗、ほんまに怖いです。御本尊様をお守りしているようです。神通力で開運や魔除けなど、多くの利益をもたらすとのこと。しかし、寺社建築って本当にすごい。学びたいなぁ。



昔のラグビー仲間です。Brother in armsです。景色も相当良かった。曇ってなければ富士山も見えるらしいです。この友達、こんな体格して、WEBデザイナーですよ。



避けて通れないのがこれです。木の精霊を感じできました。ここも江戸時代には、幕府直轄地で森林が古くから守られているようです。かなり樹齢の高い木が、風格をもって立ち並んでいます。独特の雰囲気がありますね。フィトンチッドを思いっきり吸って、森林浴を満喫してきました。楽しかったぁ...山頂で食べた味噌田楽サイコー。名物のそば食べるの忘れたー。  


Posted by Masakatsu Nishitani at 00:00Comments(0)